淑瞳会について

兵庫県眼科医会淑瞳会は、昭和57年7月、当時の兵庫県眼科医会会長の有沢武先生のご発案で、会員の3分の1を占める女性医師の悩みや眼科医会への要望を汲み上げようと、女医会が開かれたのが第1回目でした。

当時、県眼科医会理事であられた伊藤須美子先生と二宮俶子先生が第4回まで担当されました。第4回は勤務医の先生方にも積極的に参加を呼びかけ、勤務医と開業医間で互いの要望について話し合いが行われたとのことです。

昭和61年の第5回から、兜坂里江先生と伊田幸子先生が理事となられ、素敵な企画と美味しいお料理でリフレッシュするという方向に転換され、その路線が安井多津子先生、繪野尚子先生にも受け継がれました。

平成元年、有沢会長から、「会の名称を変えたら」とご提案がありました。新名称を会員から募集し多数の応募がありましたが、協議の結果、有沢会長の出された「淑瞳会」に決定しました。

平成10年には、「淑瞳会」は県眼科医会親睦福祉部から独立して委員会組織となり、安井多津子先生が委員長に就任されました。平成16年の第22回まで安井先生が委員長を務められ、平成17年の第23回から繪野尚子先生が委員長に就任されましたが、伝統は受け継がれ、委員長の指揮のもと、若い準備委員が何度も会合を重ね、細かいところまで気を配って準備し、当日の受付から進行まで委員のみですべてを担当する「手作りの会」を何よりも大切にしてきました。

このたび片上が委員長を拝命しましたが、今後も、これまでの淑瞳会の伝統を大切に守りつつ、女性医師がその能力をフルに発揮できるようお役にたてる、さらに魅力ある有意義な淑瞳会を目指したいと思います。