目の病気で視力が低下したり視野が狭くなれば、読み書きがしづらくなったり歩行や外出が困難になりますし、特に屋外で強いまぶしさを感じて,さらに見にくくなることもありますが、そのような生活の不自由さは,ルーペやサングラスといった視覚補助具などを使用したり、少しの工夫をすることで改善される可能性があります。
目の病気で見にくい、見えないことでお悩みの方々に、病院の眼科や眼科診療所で適切な視覚補助具の選定や訓練を行ったり、生活や将来に対する不安に対してアドバイスを行ったり、視覚障害に関する福祉情報を提供することをロービジョンケアと呼んでいます。
この小冊子はロービジョンケアのうち特に視覚補助具の選定や訓練を受けることのできる兵庫県の医療機関を域別にまとめたものです。読み書きが困難な方への各種ルーペと拡大読書器、遠方が見にくい方のための単眼鏡、屋内・屋外で眩しくて見にくい方のための遮光眼鏡の4種類について、それぞれの医療機関でどの視覚補助具の選定や訓練を受けることができるかをまとめました。
医療機関の情報も掲載していますので,ご不明な点は各医療機関に直接、お問い合わせ下さい。