視覚情報が人間の認知・学習・行動に対して大きな影響を持つという点は、多くの教育・心理学の解説でも指摘されており、「外界から得られる情報の約80%以上が視覚から入る」という概算の表現を用いて、視覚情報が他の感覚(聴覚・触覚・嗅覚・味覚)と比べて圧倒的に情報量が多いことが示されています。良好な視覚を保つことは、体の健康を保つことに直結し、快適な日常生活を送るためにとても重要な役割を担っています。近年、情報社会の進展や高齢化の加速により、眼疾患を取り巻く環境は一層多様化しています。スマートフォンやタブレット端末の普及によって眼にかかる負担も増加しています。このような社会背景の下で、眼科医療の果たす役割は極めて重要であると考えています。
兵庫県眼科医会では、会員相互の研鑽と学術交流、最新医療知識の習得と共有を促進するとともに、学校健診・三歳児健診・休日急病診療・目の愛護デーや県民向け健康講座・啓発活動など、多角的な活動を展開し、幅広い眼科医療の質向上に努めております。また、地域の医療機関や日本眼科医会、兵庫県医師会等の関係団体と密接に連携し、県内の眼科医療提供体制の充実にも力を注いでおります。
さらに眼疾患を取り巻く課題の急速な変化に対応するため、眼科医療提供体制の整備や新しい診療技術の普及、会員教育の充実を推進し、県民の皆さまが安心して眼科医療を受けられる環境づくりに努めてまいります。
本ホームページを通じて、兵庫県眼科医会活動の一端をご覧いただき、県民の皆さまの眼の健康を守る一助となれば幸いです。
今後とも兵庫県眼科医会は、会員一人ひとりが医療の質の向上を追求するとともに、地域の皆さまの目の健康を守るため全力で取り組んでまいります。引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年4月吉日
兵庫県眼科医会 会長 淺井 利通
